築50年の2階の和室が不安…遠征Ｔさん

紹介で訪れたＴさん宅はオイルショックの直後に建てられた古い戸建て住宅。2階の和室の畳が沈んでいる、落ちないか心配とのことで拝見。畳の表替えで済む状態になく、Ｔさんのご要望もあり洋室への転換リフォームの実施することに。荷物をよけて、じゅうたんやゴザの畳を剥がすとようやく現れる畳。湿気でかなり重く、表面もかなり劣化しており、迷うことなく廃棄。Ｔさん自身に粗大ゴミに持ち込んでいただき、さてどうしようかと。

幸い、根太の様子も悪くないので、ここに角材を敷き、断熱材をはめていく。

断熱材もしっかりいれて隙間風や冷気を防ぎます。

その上から透湿防水シートをはり、その上に12ｍｍの合板を敷き詰めて、しっかり下地ができたので、いよいよ仕上げに床材を貼っていきます。

15ミリのフローリングを貼っていきます。最初は敷詰めていくだけでどんどん進んだのですが、そのまま使えず切断が必要な後半は一気にペースダウン。最後の1枚はミリ単位での加工にかなり時間を要しました。

床が完成しました。古さが際立ってしまったので次回壁もやりかえることになりました。静かで温かい寝室を目指します